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死んだねずみの舞踏会死んだねずみの舞踏会
昔も今も、何も変わらないし、終わらない。 過ぎ去った時は戻らず、失ったものも戻らない。
       BGM : Mad World- Gary Jules


                                     Mad World lyrics

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どのお菓子を買ったものか、真剣に悩んだ。

毎日のお小遣いは、50円。
母に50円玉を握らされ、10円の飴玉を5個買うべきか、
20円のガム1箱と、30円のお菓子を買うべきか、、

今日は我慢して、明日、明日の分とあわせて、
100円のエンゼルパイ(2個入り)を買うか… 悩んだ。

マシュマロが入ったエンゼルパイは大好きだったけど、
1つが1日分と言うのは、大きかった。


まだ、あの家にいた時の話だから、
5歳頃の話。

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幼き日の、かすかな思い出。
縁側でおやつを食べていたら、同じ分量だけもらっている妹が、
先に食べ終えて、もっと欲しい、と泣き出した。

ゆっくり、ひとくちひとくち味わって食べるのが好きな私は、
まだ食べ終えていなかったので、ひとくちだけなら、、とあげた。

でも、
もっとちょうだい、もっとちょうだい…

結局、私のおやつの半分以上を、妹に取られてしまった。
この出来事は、今でも家族の語り草になっている。

小学校の時は、誰もが委員になるんじゃなくて、
推薦された人や立候補して認められた人だけが委員になっていたけど、
私は委員になる可能性がある期間、ずっと委員を務めていた。

図書委員は「どうせ図書室にいることが多いんだし」と言う理由で推薦され、
美化委員は「花を持ってくるのは、お前だけだし」と言う理由で推薦された。


花…。

家(借家)の花壇に咲いた花を、よく母が持たせてくれた。
朝、出掛けに「もって行きなさい」と、切って新聞に包んでくれた。
いつも、家を出ようとした、まさにその時にそう言ってきて、
花を持っていく用意をするには、それなりに時間がかかるので、
要らないと言っても、「持っていきなさい」と。

「遅れるから要らない」と、正面切って言うのは、勇気がいった。
でも結局、完全に断ってしまうと、後で何をされるやらわからないので、
押し付けられるようにして、持って行っていた。

その度に、集合場所では「なぜ遅れたのか」と詰め寄られ、
あるいは置いていかれ、、

「遅れるから要らない、と言ったのに、用意するから待てと言われた」
と言っては、
「親のことを悪く言う」「親のせいにしている」
と非難された。

学校では「また持ってきた」と嫌がられ、、
美化委員ではなかったけど、自分で生けていた。
そしてある年の、委員を新たに決める時、
このような経緯のため、見事、美化委員に任命された。
ロイターニュースより、一部抜粋。

国立教育政策研究所は26日、首都圏の小中学生へのいじめの追跡調査で、8割を超す子ども被害、加害をともに経験していることが分かったと発表した。
研究所は「被害者は常に入れ替わっている。いじめ、いじめられは特定の子という考えを改めてほしい」と分析。

小中学生8割超がいじめ経験
http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2009062601000296



今は、昔とは事情が異なってきている、ということかな?
加害者が被害を受ける立場も経験するというのは、被害者の気持ちを察することができるようになりそうで良いけど、被害を受けた側が加害する立場に回っているケースも、8割の中にはきっとあるんだろうね。
そういう子は、何を思っているんだろう?
そういう子が実際にいるとしたら、その子の親の考え方、接し方とか、周囲の人々のこととか、もっと詳しく知りたいですね。

それにしても、いじめなんて、それが人間のすること?
野生の動物間だったら、生き残りに必死だから… というのもありそうだけど、私たちは人間なのに、どうして相手を思いやり、助け合って生きることが出来ないのか。動物だって、例えばペンギンは共同で子育てをするし、シマウマの親たちは子供を真ん中にして、逆円陣を組んで(頭を捕食者に向けて)、子供を守ろうとするのにね。
みんなにとっては、うれしいらしいプール開きも、
私には、どうでも良かった。関係ないから。

みんなに笑われるのが嫌で、泳ぎたくなかった。
でも、どうせプールは見学になると分かっていたから、落ち着いていられた。

他の、普通の体育の授業には、問題なく参加している私だけど、
プールだけは、ダメということになっていた。
一応、「ドクターストップ」。
理由は、ハナが出るから。
それだけ。

なぜ…?という気がしないでもないけど、
プールは嫌いだったので、ドクターストップは歓迎だった。
お許しを得てのんびり出来るので、
そういう意味では、私も少しうれしかった。

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